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第55回「こども面白サイエンスカフェ10」
クリスマス目前、冬休みが始まったばかりの12月22日、今回もたくさんの子どもたちが「こども面白サイエンスカフェ」に遊びに来てくれました。
この日は北区地域福祉アクションプランの「ステップス」のみなさんが来て、子どもたちの描いた絵を使ってあいさつ啓発のためのあいさつポスターを作っていました。
貼り出されたたくさんの絵を見て、ほほえましい気持ちになりました。
「虹色万華鏡~クリスマスバージョン~」
今回の虹色万華鏡はクリスマスバージョンです。
仕組みはいつもと同じ。回折格子シートと黒い紙を筒の一方に貼り付け、反対側に丸く穴を開けた蓋をかぶせて、中を覗くとキラキラと虹が見えます。
回折格子が白い光を7色に分けるので、光源を見ると虹色が見えるのです。
今回は筒内の黒紙に開ける穴の形が雪の結晶型だったり、筒の外側には和風の柄の紙を巻きつけたりと、季節に合った豪華バージョンでした。
「ペットボトルの簡単噴水」
見た目には、2本のペットボトル(片方には水が入っている)がくっつき、ストローが蓋のところから互い違いに通っているだけの装置です。
この、水の入った方を上にすると、上側のストローの先から水が噴き出してきます。
その秘密は、実はストローに開けておいた穴にあります。この穴は蓋の内側を覗くと見つかります。水はストローを通って下のペットボトルへ落ちていきますが、同時に、下側のペットボトルに入っていた空気がもう一方のストローを通って上へ行きます。この時、ストローに穴が開いているおかげで、空気が上へ行くときにその穴から水が入り、空気と一緒にストローの先から噴き出すというわけです。
「面白い石けん膜」
紙皿に水を張り、渦巻き型に切った薄いプラスチックを浮かべます。爪楊枝の先にせっけん液をつけて渦巻きの真ん中(水の部分)につけると…渦巻きがぐるぐると回りだしました!
石けん液が渦巻きのらせんに沿って拡散していく勢いの反作用で、プラスチックは渦とは反対の向きに回るのです。
また、同じく水を張った紙皿に胡椒を少々振り掛けます。
これを普通の指で触っても何ともありませんが、魔法の指で触ると瞬時に胡椒がお皿のはじに逃げていきました。
魔法の指には石けん液がついており、水に石けん液が拡散する勢いが胡椒の動きで見えるようになったのです。
「ストロー笛」
ストローの先を切り、切った側を口にくわえて、吹く。単純ですが、微妙な調整が必要なようです。
ストローは左右対称に、斜めに切ります。鉛筆の先に似せて、少し深めに切るのがよいようです。
音を出すのは楽しいですね。
いかがだったでしょうか?
お家でできそうなものは、ぜひ試してみてくださいね。
次回の子ども面白サイエンスカフェは3月23日開催予定です!(R.E.)
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