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第43回「こども面白サイエンスカフェ8」
冬も終わり、だんだん暖かくなってきましたね。そんな今日の北天満サイエンスカフェは「こども面白サイエンスカフェ8」でした。少し天候が悪かったのですが、たくさんの子供たちが来てくれました。
マニキュアで作る花
針金を二本指に巻きつけて楕円型を作ったあと、真ん中をつぶしてひょうたん型にし、へこんだ部分に針金を巻いて、針金を開いて花の形にし、マニキュアを塗って作るのですが、マニキュアを塗るのが意外と難しいんです。子供たちからも、難しいとの声が。
ところで、なぜマニキュアが塗れるかと言うと、それはマニキュア液の表面張力がはたらくからです。液体には表面積をできるだけ小さくしようとする性質が存在し、マニキュアの両面から外圧がかかります。その外圧がつりあうことでマニキュアが落ちないのです。
また、マニキュアは水とは違って溶剤が解けているので、乾くとプラスチックになります。
子供たちがみんなきれいな花を作って帰って行ったので、こちらも嬉しくなりました。
一見してマニキュアが使われているとはわかりませんでした。
液状化現象のモデル
最近、なにかと話題に挙がる地震。地震の時には、埋立地などで液状化という現象が起こることがあります。
今回はそのモデルを作りました。コップには少量の水が混ぜられた土が入っていて、その上にはボルトが立っています。コップは木切れに固定されていて、トンカチで木切れを叩いて地震を再現すると、ボルトがどんどん土の中に埋まっていきます。さらに、あらかじめ土の中に埋め込んでいた発砲スチロールと、水が上がってきます。これは砂が隙間だらけだから起こる現象です。最初は土の間に水が含まれていましたが地震で揺れるとバラバラになります。その際に軽い水は浮上し、重い砂は下がっていきます。それと同時に、重いボルトと軽い発砲スチロールが浮かび上がったり沈み込んだりする、これが液状化現象の本質です。
不思議そうに見ている子供たちの目と驚く声が印象的でした。
竹とんぼはなぜ飛ぶの?
竹とんぼは近年あまり見なくなりましたよね。自分が子どもの時もたくさん見たわけではないですが年々見かけることが少なくなっている気がします。
そんな竹とんぼも今日は復活!ということで必死に飛ばす子供の姿をじっと見ていました。
ところで竹とんぼがなぜ飛ぶのかご存じですか?
竹とんぼが回転したとき、羽の前方の空気は下に押しのけられ、そのかわりに竹とんぼは上に押し上げられます。この力を揚力と言います。竹とんぼの羽の角度が大きくなればなるほど、この揚力も大きくなります。すると竹とんぼもよく飛ぶようになります。
竹とんぼの他にも紙とんぼや爪楊枝でできた竹とんぼもあり、大人たちも幼いころを思いだせたようでした。
静電気クラゲ
テレビでもお馴染み静電気クラゲも登場しました。今日は天気が悪く、静電気が起こるのか少し心配にもなりましたが、成功していて安心しました。
塩化ビニルとスズランテープをティシュでこすることで、それぞれにマイナス電子を帯電させ、クラゲを飛ばしました。静電気の強さは、ティシュでこするパイプやテープの面積と1秒間にこする回数と力が関係しているようです。子供たちが必死にこする中僕も必死にこすっていました。
熱帯魚の観察・アフリカツメガエルの生体
今日は近藤熱帯魚店さんとのコラボレーションも実現しました。小さな熱帯魚を見て、お母さんに「これ大人?」と聞く子供の隣で、僕も熱帯魚の姿に見入っていました。
お店の前ではアフリカツメガエルの展示もしました。アフリカツメガエルは南アフリカ生まれのカエルで、一生を水中ですごし、陸に上がると動けなくなってしまうそうです。また、ユニークな特徴を持っていて、名前の通り足にはツメがあります。それに舌を持っていません。餌は前足を使ってかき集めて食べます。
このような実験に子どもたちはみんな笑顔でした。この記事を書いた本人も時間を忘れ子供たちと一緒に実験を楽しんでいました。(Y. M.)
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