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第5回「子ども面白サイエンスカフェ」
冬休み真っ最中のこの日のサイエンスカフェは、「子ども面白サイエンスカフェ」と題しまして、商店街の路上でいろいろな実験を行いました!
実験してくださったのは、岩永良一さん、澤田史郎さん、岡本清志さんをはじめとする小・中・高校の理科の先生方です。
ラインナップはこちら。
テーマ:音(工作)
笛ってどうして鳴るの?~フィルムケースで笛を作ろう~
フィルムケースとストローを使った工作です。水の入った試験管を使って音が鳴るしくみもばっちりお勉強できちゃいました。音が鳴るのは空気が振動しているためですが、空気の柱の長さが違うと音も変わるんですね。笛も、押さえる穴の数を変えることで空気の柱の長さを変えて、音を変えているのです。
テーマ:電気(展示)
ペットボトルの中の嵐
こちらは静電気のお勉強。ペットボトルをこすると、ペットボトルの中に入った発泡スチロールの粒が指に集まってきました!これはこすったところに静電気が発生して発泡スチロールが集まってくるんだそう。昔プラスチックのしたじきで髪の毛をこすって立たせる遊び、やりませんでしたか?あれと同じ原理ということです。
テーマ:光(工作)
偏光板で見る虹のショー
こちらの工作も大人気でした!偏光板を折り紙のようにしたものを細工を施した箱の中にいれて光に透かすと、こんなに美しい虹のショーが!写真は大きな展示用のものですが、工作は手のひらサイズの箱で作っており、みなさんおみやげができて満足そうでした。
スターリングエンジンの展示もありました。お湯の上にのせるだけで、1時間半も回り続けることができます。空気が暖められると膨張し、冷やされると収縮する性質を利用しています。
これは硫酸ナトリウムを使った実験で、固体の硫酸ナトリウムを熱して液化したものをまた冷やします。また固体に戻るのかな、と思ったところ液体のまま。しかし、そこにほんのちょっとの固体硫酸ナトリウムを入れてやると、固体の硫酸ナトリウムが触れた部分から一気に結晶化していくのです!クジャクが羽根を広げたようなきれいな結晶が試験管の中に出現し、とても見ごたえのある実験でした。
その他、べっこうあめをその場で作って食べたり、シャボン液に絶妙な割合でのりを加えて触っても割れないシャボン玉を作ったり、絵が消える不思議なカードを手作りしたりと、盛りだくさんな内容でした!
大勢の子どもたちがレクエリエーション感覚で科学に触れる機会となったのではないかと思います。大人の方も興味深そうにのぞいて下さり、親子で楽しめる実験が多かったのもよかったかなと思います。
また春休みにも子どもサイエンスカフェを行う予定ですので、ぜひ遊びに来てください!
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